Koudai 着こなしコラム

スーツスタイリストとして情報発信していきます。

【正しいサイズについて】

ファッションにおいて

正しいサイズ感を知っておくことは

かっこよく着こなすために何より大切になってきます。

 

今回はその大切なサイズ感の正解を紹介します。

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今回紹介するサイズ感は以下の通りです

  • 肩周り、襟の乗り具合
  • 胴回り
  • 着丈
  • 袖丈

 

  • 肩周り、襟の乗り具合

肩周りではポイントとして

”肩幅に合わせる”

ということがあります。

 

一見あたりまえではありますが、

人それぞれ体の形は違うため量販店で買うようなものでは

意外と自分に合っていない場合も多いです。

 

自分の肩幅より大きいものや、やや小さいものだと

全体的にバランスが悪く見えてしまいます。

なので、いかに肩幅に合うかはとても大切です。

 

オーダーであればぴったりが作れるので

見た目や窮屈感のないぴったりなものが作れますね!

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  • 胴回り

胴回りでは基本的にこぶし1つ分の余裕があるのがベストです。

数字でいえば8~12cmくらいになります。

 

ジャケットはボタンを締めるスタイル、

開けるスタイルがあります。

 

こぶし1つ分の余裕がないとボタンを締めたとき、

生地が引っ張られ不自然になってしまいます。

 

逆に1つ分以上の余裕があると着られてる感が出てしまい、

だらしない見た目になってしまいます。

 

普段着でジャケットなどを着るときにもこぶし1つ分を意識してみましょう。

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  • 着丈

着丈はジャケットの縦の長さです。

 

着丈の正しいサイズ感は

お尻が半分から全て隠れるくらいがベストです。

 

しかし、

年代や好みその時のスタイルにもよるので

どのようにして着たいかに合わせましょう。

 

街中で見かける年配のサラリーマンの方の中には

お尻のさらに下までジャケットがいっている方もいます。

 

そうしてしまうとサイズに合ってない印象で、

安物を着ているように見えてしまいます。

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  • 袖丈

最後は袖丈です。

袖はシャツと時計とのバランスを意識しましょう。

 

シャツが袖から1~1.5cm見えるのが適切です。

3~4cm見えているのであればジャケットを大きくする必要があります。

 

また、

親指から10~14cmの場所にシャツがあれば適切な数値です。

 

このバランスを正しくすることで、

腕が長く見えたり時計に目を行かせることが可能になります。

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今回紹介した正しいサイズ感を知っておくだけで、

お店で洋服を買うときにも意識できるので

是非頭に知識として入れておくと良いしょう!